河川Q&A
川はどうしてできたの?
山に雨が降ると土にしみこんで、土のなかの深いところへ入っていきます。それらの水がたまり、湧水となって再び地上にでていきます。
地下から出てきた水が集まり、泉や小川をつくります。これが川の始まりです。上流での湧水や小川が合流をくり返し大きな川となり、やがて海へと流れていきます。降った雨が地表や地下を通って川に集まるところを流域といいます。普通は、嶺など標高の高いところを囲んだところが流域となります。
川は恐くないの?
川は決して恐くはありません。しかし、大雨が降ると急に流量が多くなりますので、川で遊ぶときは、天気予報や山の天気のようすをこまめに確認しましょう。
川にすむ生き物は?
川には魚、エビやカニ、貝類、水生の昆虫、また、これらを食べる鳥類、水草や水辺の植物、藻など花の咲かない植物、目に見えない微生物など様々です。
川にすむ生き物はどんな働きをするの?
川にすむ生物には、川をきれいにする働きがあります。これを川の「自浄作用」といいます。魚やエビなどは有機物を餌として食べ、そのふんやよごれなどを微生物が分解し、植物は、微生物が分解したよごれの成分を養分として吸収します。これによって水はきれいになります。
川の生き物たちがあぶない。
外から来た生物(外来種)のグッピーやティラピアが増えて、もともとその地域に住んでいた生物(在来種)が減ってきて、生態系に大きな影響を与えています。大切なのはペットショップで買ってきたペットを簡単に捨てたりしないことで生態系が守られます。
川は生活とどう関わっていたの?
川は人々の生活とふかい関わりがありました。大雨が降ると川の水が増え、氾濫し水害をもたらすことがある一方、周辺の人々にとって川は飲み水やエビ、カニなどの食料を確保する場であり、また洗濯や水浴びの場であり、さらに子供たちにとっては楽しい遊び場でした。
川は商業の拠点?
道路が今のように多くなかった頃、川は大量のものを運ぶ為に使われていました。満潮時を利用して牛・馬・薪などを船で運んだのです。船がつく港周辺には多くの人が集まり商業が栄えました。比謝川の下流、今の嘉手納町の比謝川周辺はその代表的なものです。
私たちが飲む水はどこから来ているの?
私たちが使っている水道の水の約85%は川の水であり、さらにそのうちの多くがやんばるの川の水です。川の水をダムでためたり、直接とったりして、それをパイプで浄水場に運んできれいな水にして、さらにパイプを使って各家庭まで運んで使っているのです。
沖縄の川はきれいですか?
沖縄県では、毎月、主な河川で水質を調べていて、最近の検査では8割以上の河川で基準値よりよくなっていますが、中南部には、基準値より悪い川が多く、だいたい住宅密集地や畜舎の多い地域を流れる川がほとんどです。
きれいな川にするにはどうしたらいいの?
地域の川を良くしていくには、市民と行政が一緒になって取り組む必要があります。1997年に改正された河川法では、川の情報を共有しながら、地域の人たちと行政が一緒に川づくりを考えることが出来るようになりました。沖縄県の水や川の問題を話し合ったり、クリーン活動を行うことで川をきれいにしましょう。
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